

「フィットエル森下」が位置する森下はかつて深川と総称される地域でした。
江戸幕府が開府した約400年前、巡視に訪れた徳川家康により、現在の森下に
居を構える
開拓者・深川八郎右衛門の姓をとって深川村の地名が与えられたといいます。
また「森下」の地名は、かつてこの地にあった庄内藩主・酒井家下屋敷の深い森が
由来になっていると云われています。
江戸時代の俳聖・松尾芭蕉は延宝8年に日本橋から森下の草庵に移り住みました。
芭蕉は、この庵を拠点として、多くの名句や『奥の細道』などの紀行文を残しています。
現在、隅田川テラス沿いにある史跡庭園には芭蕉像やレリーフが配されています。